こんばんは!明るい介護は、あっ軽い介護。
深夜番組、「仕事と介護の両立支援」です。

テーマは
「物忘れ?認知症?忘れていたのを防ぐ」。についてです。

結論
「自分で書いてもらう」

私は、同じ職場でホームヘルパー10年以上ケアマネジャー兼任としても20年以上の介護現場に携わってきています。
デイサービスでは、エンターテーメント型トレーニング・レクで高齢者を卒業させ廃業させてしまいました。
介護する側もされる側も、家族の介護では少しでも明るく自分の人生を笑顔で過ごしてほしいと思っています。

さて、本日は、

ある日、今まで元気だった高齢になった両親や家族が
家に待ちに待った品物が配達で届くから
「家にいてね。」ということをお願いした時
頼んでいた両親や家族が、
買い物に行ってしまったり、近所の人との会合にいってしまったい
留守にしてしまった。
時間に家にいなかったので、楽しみにしてあった品物を取り損なった。

あなたはなんて言いますか
「今日、朝に言ったばかりじゃん!」

高齢の両親
「そんなこと言ったっけ?」

ふと、不安を感じてしまって、
えっ!?認知症かな~、そろそろ介護かな~。
と思うようなことがあるかもしれません。

その時の対応についてのお話です。

 

【物忘れ?認知症?忘れていたのを防ぐ】

 

【たのんでいたのに…】

 

あなたにとっての不安は
実は高齢になった本人にとって、
「忘れる事が多くなって大丈夫かな…」
「だれにも言えないどうしよう…」
と、悩んで悩んで日常の恐怖になっています。
今まで明るかったが、いつの間にか暗くなってしまった。

このような場面は
ご自分でも気づき始めていることも非常に多く
追い詰めると、余計に自信がなくなって凹みます。

「しっかりしてよ!」とかの言葉で、追い詰めるのも
「そっか~」と、追い詰めないのも
現象・結果は同じになっています。
配達の品物が手元にとどかなかった
という真実ですね。

【具体的対応】

約束ごとは決まり事ではなくて
様子を見るとかの気持ちで行ってみてください。

頭ではわかっているけど、
家族の介護はそうもいかない

と、おっしゃられるかたもいます。

当然です。
家族だからこそ、当然です。

とりあえず、やってみよう!(笑)

大切な事や約束してあることを忘れないでする方法

「使用するもの」

その1、大きい文字が書けるカレンダー。
その2、ホワイトボード
をつかう。

ゆくゆくは、
張り紙で伝えたり
大きな大きな印をつけたり
段階を踏んでいく対応とかとか。

認知症の場合はもともとの病気にもよりますが
スローでソフトランニング的なものになっています。

「手順」

手順としては
あなたが自分のやってほしいことをそのまま書くのではなくて

お願いしながら 一緒に考えてもらって書いてもらうことが大切です。

頭にあるものからアウトプットする
指を使う
書いてもらう
という作業をやってみてください。

もちろん、
上手にね、文字が書けなくなっている場合だってあります。

単語でもいいのですよ。
あなたは、できるだけ書かないということです。

書いてもらう事は、自分で決めていることになります。

「場所の選定」

よく日常生活の中で自然と目にするところです。
ごちゃごちゃしてないところの壁
冷蔵庫のドア
など、ちょっとした時に見える場所がいいでしょう。

実際のホームヘルパーさんなど現場ではよく使う手法です。
一緒に歩んでいく高齢者の自信を無くさせないためにね。

環境をととのえていればある程度大丈夫。

 

【まとめ】

書いてもらう事は、自分で決めていることになります。
その、書いたことを目にしていれば
「忘れる事が多くなって大丈夫かな…」
「だれにも言えないどうしよう…」
も多少なりとも不安なことが消えます。

また、あなたのお願い忘れません。

『書いてもらうことが大切です』

例え忘れていたとしても、追い詰めることなく環境整備で防げます。
カレンダーやホワイトボードを日常目にするところに置く(貼る)
(特に認知症の初期でするかしないかで、その後の生活が左右されます。)

少子高齢化によって
これから、ダブルケア、トリプルケアといった時代がすぐそこまで来ています。
しかし、仕事を続いて介護も続けていかなくてはならないかもしれません。
介護人生なんてありません。

国は介護離職ゼロをうたっています。
会社では仕事と介護の支援制度はコンプライアンス。

大丈夫です。
あなたの人生!あなたの仕事!あなたの介護!
会社も支援してくれます!

一緒に歩んでいきましょう。

~会社にあったつーつ作り、明るい未来のお手伝い~