高齢者の「転ばないような靴」の選び方とは?
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年を重ねていくと、「靴」が合っていなければ、転倒して思わぬケガを引き起こしたりします。それこそ、ある日突然!の家族の介護になってしまいます。
中には、足に腫れやむくみのある高齢者や外反母趾に悩まれている人もいます。普通の靴だと足の甲の高さ部分や幅がきつくなっている人もいます。そして、ついつい大きいサイズを選んでしまうミスチョイスをしてしまいがちです。
そもそも、高齢者が転倒してしまうと、骨がもろいので骨折してしまい、寝たきりになってしまうケースになるということはご存知ですよね。それが実情なんです。
いつもはあまり気にしない「靴」のこと、本当はとても大事な「靴」の選び方についてお伝えしていきます。
いつまでも若くない親、加齢に伴って筋力が低下するため、歩く時に足のつま先が上がりにくくなります。
筋力の低下などによって歩き方が悪くなっていくと、骨格がゆがみ、猫背になり、ちゃんとした姿勢であるけなくなります。そこで、合わない「靴」を履いていると、体に不自然な力を入て日常生活をおくることにより、腰痛、肩こりや頭痛の原因にもなってしまいます。
高齢者の歩くときの特徴
体を支える筋力が低下しているため、身体的な機能が低下している高齢者は、足が上がっていない、足を引きづっているように見えますよね。でも、高齢者本人は自分では足が上がっているとか、足が出ていると思っています。
・歩幅が小さく、すり足になっている
・体(体幹)が左右に揺れている
・腕の振りが小さくなっている
・一歩の進む距離が、小さくなってる
・前かがみ姿勢になっている
こうした歩き方によって、ちょっとした5ミリ程度の段差でもつまずきます。そして、歩くときに身体のバランスがとれなくなきなり、つまずいて転倒したりする危険性が高まります。
高齢者、転ぶのを防ぐ「靴のタイプ」
高齢者の靴選びで重要なのは、転びにくい靴を選ぶということが安全に日常を過ごせるということです。では、どのような靴が転びにくいのか?の、靴選びのタイプを挙げていきますね。
1,「かるいと感じる」、タイプの靴
履いたときに、軽ければ足を上げやすくなります!
2、「つま先部分が反っている」、タイプの靴
つま先部分が地面についていると、すり足になりがちな高齢者はつまずきやすくなります。つま先が反り上がった靴を選びましょう。
3,「かかとが安定」、タイプの靴
かかとが安定していると、身体の重心移動がしやすくなり、歩きやすくなります。そして、足首を支えてくれます。歩いていて脱げないとうことは大事です。
4,「滑り止めつき」、タイプの靴
靴の底がゴム製で溝が深い、滑り止めがしっかりしているものを選んでみてください。
5,「着脱がスムーズ」、タイプの靴
高齢者の場合は、靴の着脱が簡単なものをお勧めします。開口部が広い介護用の靴は、止めたり外したりする部分がマジックテープになっているのもあります。片手で楽に脱いだり履いたりできるものもあります。そして脱げにくいのが特徴です。
6,「柔らい」、タイプの靴
甲や足先が柔らかいタイプは、足も足の指さきも締めつけず、腫れやむくみのある人にお勧めのタイプです。女性に多い、外反母趾やリウマチなどによる変形などの痛みだって軽減できます。
靴を履く場所は、腰を掛けられるようにしておきましょう。
せっかく転ばないような靴を選んだとしても、外出しないのでは意味がありませんよね。ほんらい高齢になると必要なこと意外は、出かけることをさけたりすることも少なくありません。
たったままの中腰で靴を履くのは、転倒のキケンがでてきますし、はきづらいです。
ちょっとした外出がスムーズにできる環境をととのえていきましょうね。
簡単です!
1,靴を履く玄関には、腰を掛けられる低めのイスなどを用意しておきましょう。
2,手をつける場所を確保しておきましょう。
たったこれだけです。
まとめ
年齢を重ねていって、足が上がらない、ずり足気味になってきて歩き方になった場合には、転びにくいような靴選びが大切です。
1、「かるいと感じる」、タイプの靴
2、「つま先部分が反っている」、タイプの靴
3、「かかとが安定」、タイプの靴
4、「滑り止めつき」、タイプの靴
5、「着脱がスムーズ」、タイプの靴
6、「柔らい」、タイプの靴
もちろん、この靴のタイプは重要です。しかし、必ず試しではいてみて、少し歩いてから買いましょうね。
万が一にも、合わない靴を履いて日常生活を過ごしていると、姿勢も悪くなり、身体にゆがみが出てきてしまいます。そのようなことで、腰痛や肩こり、頭痛の原因になることもあります。
靴選びは健康的な生活にも悪い影響を及ぼしてしまいます。
だから、自分の足に合った転ばないような靴を選んでいくことが大事です。
また、最近では高齢者用の靴もデザインが豊になってきました。自分に合った靴を履いて、愉しく安全に外出してくださいね。
本日も最後まで、読んで頂きありがとうございました。