【家族介護になると口を閉ざし抱え込むのはなぜ?】

 

こんばんは、
夜な夜なコソコソとブログをアップしています。
深夜の番組になっている
仕事と介護の両立支援です。

会社が従業員の家族介護で相談にこられても
困らないようにアドバイスできるように発信しています。

介護保険制度上で行ってきた在宅介護
また、他の会社の企業コンサルなどをしてきた
20年の経験からのノウハウをお伝えします。

理由は簡単
介護になっても、少しでも明るく自分の人生を笑顔で過ごしてほしいのです。

本日のテーマは、
「家族介護になると口を閉ざし抱え込むのはなぜ?」

結論は、
『出来ることすればいい』

 

仕事と介護の両立支援の窓口では
行先の決まった、振って振ってバリの同じようなご案内

職場に仕事と介護制度で従業員を支援するには
・育児介護法
・介護保険法
と心理状態とタイミングが大切です。

【家族の介護の話さない理由】

家族の介護は、個人にまかせれば大丈夫だと思っていませんか?
確かに触れられたくデリケートな問題です。
また、親の姿を受け入れづらいく隠そうとする人も多いですね。

親(家族)の体の具合、老いていき変化する中で
日常生活の状況がおかしくなったり
家族の介護をされている人へ
励ましやアドバイスの言葉は
心にまで届かないこともあります。

自分中心でみていて心のゆとりはありません。
心理的に言えば
・言っても変わらない。
・親の介護の事実を認めたくない。
・孤独感あるけどガマン。
・責任感を感じる。
・自分が出来ない事を責めてる。
・周りの反応や評価を気する。
などがあげられます。

そんな状況の中で、
あまり言い過ぎると心を閉ざしてしまい
最悪は、介護うつ。

介護は自分だけの力で抱え込えこまないことです。
なぜなら、介護は特別なものではないから。

【介護セミナーでの話】

介護のセミナーなどで来られる方は
1)介護に興味がある人、
2)自分ではなくて家族の誰かが携わっている人、
3)介護が終わった人
が主に聞いて頂いているようです。

とくに3番目の介護が終わった方はわかります。
「もっと早く聞いておけばよかった」と。
最後に伝えてくれるからです。

そうは言っても、介護のセミナー途中でもわかります。

特徴1、うなずいている。
特徴2、メモをとっていない。
特徴3、目を離さない。
特徴4、目がしらが熱くなっている。

ご自分の経験を照らし合わせているのです。

あえて差し支えない程度に質問したりします。
そうすると、みなさんリアルにどうすればいいのがわかります。

セミナーでは、ご自分が介護真っただ中のひとはほとんど見かけないのものです。

実は、客観的になれる状態が、家族介護では大切です。

そうはいっても、客観的に見れないのは家族の介護ですね。

【いらない心配の排除】

今は育児介護法のなかで、会社は従業員への介護支援をしなければならないという
大乗段な
お達し?
御触書(おふれ)?

があります。

仕事と介護の両立支援制度の仕組み
うまく使わせてもらうこと、一歩引き気味になれ客観的になれる方法だと思います。

ここで大切なのでいいます。
「人間は必ず老いる」
ということ。

・介護する側
・介護される側

どなたでも将来は、介護する側から介護される側になるのです。
だから特別なことではありません。

【介護は伝える事で楽になる】

そもそも、家族介護をしているのは何の為でしょうか?

「高齢のご家族が残りの人生をより良く暮らしてもらうこと」
ではないのでしょうか?
であれば、
ひとりより2人、2人より3人と

手助けしてもらえるように伝えるませんか?

[ケース]
長男の神田(仮称)さんの母親とは他県在住。
近隣の区に姉が住んでいました。

はじめは、だれにもい言わなかったし
他の人に介護をうけていることすらためらって話しませんでした。

認知症状(軽度から中度に進行中)になった母親は時々

「私へんになちゃった」
「洗濯していて洗濯機の使い方が分からなくなちゃって」
「料理できないときがある」
と。

神田さんは、この言葉をきっかけにして
お母さんが自分自身のことで落ち込んだり、
老いていくことの変化で自分を責めている。
と思うようになりました。

介護は特別なものではない

人は必ず老いていくものだと気づき
このことを自分も勇気を出して隠さずに
周りの人に協力してもうらおうとおもいました。

もちろん、周りの人に話した後に不安を感じながら、
親戚や母の近所に住む人などに話されました。

最初は驚く人たちも多いかったけれど、
・実家によってくれたり
・おかずだとかって言って届けてくれたり
・私が帰った時に状況を説明してくれたり
伝える事で手助けしてもらえるようになったのです。

はじめは、実家に帰って介護とおもっていたようですが、
今は出来ることをすればいい。
と考えています。

そうです。
仕事もご自分の家庭も介護も
できることをすればいいのです!

【まとめ】

家族の介護では、誰にも話したくないという
介護について話さない理由をおつたえました。
大なり小なり、自己中心で考えてしまいことによっておこることだとお伝えしました。
そして、介護は特別ではないということ。
最後に、伝える事で楽になれる実例は参考になったでしょうか?

家族の介護は
出来ることをすればいい!

 

だから、介護人生を歩まず
仕事と介護を続けてください。

仕事と介護の支援制度は
法令遵守で、会社にあったルールの整備が大切ですね。

会社も従業員も、明るい未来のある会社を一緒につくりだせるのではいでしょうか。

明るい未来ある会社つくりへ

こんな時代だからこそ
いき残る会社つくりでしょうか。