【どっぷり介護回避】

 

こんばんは、
夜な夜なコソコソとブログをアップしています。
深夜の番組になっている
仕事と介護の両立支援です。

会社が従業員の家族介護で相談にこられても
困らないようにアドバイスできるように発信しています。

介護保険制度上で行ってきた在宅介護
また、他の会社の企業コンサルなどをしてきた
20年の経験からのノウハウをお伝えします。

理由は簡単
介護になっても、少しでも明るく自分の人生を笑顔で過ごしてほしいのです。

本日のテーマは、
「どっぷり介護回避」

結論は、
「フォローのタイミング」

しかし、やはりしてしまうのが家族です。
なにか手伝えることを探して、
やってあげたいから~、
と思うのは当然です。

仕事と介護の両立支援の窓口では
行先の決まった、振って振ってバリの同じようなご案内

職場に仕事と介護制度で従業員を支援するには
・育児介護法
・介護保険法
と心理状態とタイミングが大切です。

【家族の介護は、愛?恋?】

ある息子さんのことばです。
「私の親は私を育てくれた恩人です。

親は人生の最大の応援者です。
人生歩んでいる中で、色々なことが起こりました。
ピンチはつきもので、大ピンチを救ってもらって感謝しています。
恩を受けたご親にたいしては、介護になった時に、なにかしたいという気持ちがあります。

人として自然な感情だと思います。

「愛は他人本位、恋は自分本位」
と言う言葉をご存知でしょうか?

「愛」という情であれば、見返りは求めないものですね。
相手が幸せになればそれでいいと心の底から思えますし、
愛情は相手が幸せになれば満足するものです。


「恋」は自分の気持ちに応えてもらうようにします。

自分本位です。

厳しい言い方ですが
恩着せがましい優しさぁ~。

「あんなに尽くしてあげたのに」
「私が思っているほど相手は応えてくれない」
「私がしてあげたことは全く何一つ覚えてない」

親(家族)の介護を
よりそいますか?
やってあげますか?

【介護をやってあげたい!に、なった息子】

家族介護、仕事と介護の両立
独身で次男の息子(50歳)さんと母親85歳の話です。
ある日、心臓に持病をもった母親は救急車を自分で呼んで病院にいき緊急手術。
その連絡をうけた同居の息子さんに連絡し、
会社に相談して仕事と介護の両立が始まりました。

息子さんは誰からも愛されるお茶目かキャラ
いつでもだれかに気を使い笑わせようとします。

いつだったか、お母さんの沢山ある薬にこっそりラムネを忍ばせて…。
お母さんとヘルパーやナースさんも笑わせていただいておりました。
だから、ヘルパーさんやナースからも人気の家

そうです。
いつも、いつも、つきっきりです。

介護に携わっている専門職は
こころ苦しさ、ぬぐえません。
介護サービスをうけているその時、
介護するご家族には休んで欲しいと思っているからです。

歳も重なり、年相応の老化と心臓の病気が悪化していきます。

いつしか、息子さんの顔に表情がなくなりはじめました。
仕事も介護も疲れはじめたのです。

でも、このままそばで続けたい。。。
と息子さん

実は息子さんは、若い頃
幼馴染の女の人と大恋愛
帰る時は手を繋いで、彼女の家まで送っていくのが日課でした。
明日結婚という時に…その日に限って彼女の家まで送り届けませでした。

彼女は交通事故にあって帰らぬ人となりました。

息子さんは、その時から大事な人をなくしたショックで
数年間家からでれなくなりました。
ずーっとずーっと片時も離れないでそばにいていてくれた母親。

今、お母さんに
なにかやってあげたい気持ちでいっぱい。
だからやりつづける。

【あの子、大丈夫かしら】

高齢になって認知症状が発症しても気がかりなのは
次男の息子のことです。

「息子仕事うまくいってないように感じているの、あの子大丈夫かしら…
毎日ため息ばかりで会社の皆に迷惑かかっていなければいいけど。
介護してもらっているのは嬉しいけれど、本当は介護して欲しくないのよね…
介護のみんなにお世話になっていているので大丈夫よ、わたし。」

息子さんは以前よりも、ため息や独り言がおおくなってきて
介護職の人たちも心配になってきたのでした。

それから、タイミングをみはからい

息子さんに
「介護サービスが入っている時は私たちに気を使わなくて大丈夫です、
お母さんの事が心配ですか~?
私たちの事が心配ですか~?
なんかやりずらいですよ~(ニッコ)」

という声をかけるフォローを週に2回から始めるようにしたのでした。

しばらくして、いつものお茶目元気印の息子さんに戻りました。
仕事でもうまくいくようになっていました。

フォローと声掛けのタイミングは実は重要です。

【まとめ】

どっぷり介護を回避する為には

・家族の介護は自然な感情がベースになっている。
・会社や会社の同僚のことをきにする家族。

フォローのタイミングと間隔が大切。

そして、私がまのあたりにした
明治・大正・昭和の時代を生きてきた高齢者は
ご子息の
仕事のこと
会社の仲間のこと
そして、ご子息の会社自慢。

そんな声も沢山聴いてきました。

仕事と介護の両立支援制度は
会社側から従業員にフォローできるのが素晴らしいです。
ある意味、画期的。

少子高齢化、
仕事と介護の支援制度
法令遵守で会社にあったルールの整備が大切です。

会社も従業員も、明るい未来のある会社を一緒につくりだせるのではいでしょうか。

明るい未来ある会社つくりへ

こんな時代だからこそ
いき残る会社つくりでしょうか!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。