先日、交差点を渡っている時に携帯がなりました。
電話をとるなり
友人は開口一番
「コロナに感染しちゃってさぁー」
交差点でピタッと足と時間がとまりました。
動けなくなったのです。
交差点の真ん中で取り残された私は
昭和の交通整理しているおまわりさん状態。
友人:「というのは、うそ」
動けない状態の私は…。
エイプリルフールはとうに過ぎているぞ!
(苦笑)
「家族介護の状況がわからず不安と不信」
目次
仕事中でもなんでも、息子さんに毎日1時間おきの電話
一人暮らしでちょっと離れた市外に住む要介護3の母親80歳
左うでを骨折(ひび)で2週間入院して自宅に戻ってきました。
(ひびでも骨折と言います)
息子「介護の状況はどうなっていの?」
不安と不信
結論
介護サービスの状況、生活の状況などは
ケアマネジャーのケアプランをとりよせる。
【仕事に集中できない電話、「母は動けない」】
仕事している息子さんに母親は
動けないから
1、買物・掃除・洗濯・ゴミ出しにいけない。
2、お弁当やおにぎりの封も開けられない。
3、寝たきりで家で過ごすことなんかできない。
4、息子の家に同居したいのだけど。
という息子さんへの連絡が毎日毎日。
仕事中も家に帰っても携帯電話がなります。
家では子供の育児に追われていました。
(実は、介護度中度重度になってくると誰でも起こる電話)
困った息子は、同僚に相談して
会社の仕事と介護支援窓口へ
仕事と介護の両立窓口相談では
「お母さん多変ですね。骨折ですか…動けない、担当ケアマネジャーと相談したほうがいいですね」
というアドバイス。
(要介護の場合包括でありません)
【動けない・動かないの違い】
人が動けないという状態イメージは?
いくつもある「動けない」
・ベッド上、寝返りもできない動けない
・ベッド上、拘束状態で動けない
・歩けない、動けない。
・いすから立ち上がれない、動けない。
・服を着るのに、麻痺がって関節が動かない。
動かない、上げればきりがありません。
根本的な、動かないという表現では
・自分では動かない(動かせない)?
・他の人が動かすように手助けしたら動く?
気持ち的な部分もあります。
・一時的に気持ちがダウンしていて動きたくない、動けない、だから動かない。
・人に依存が強くて誰かにやってほしくて動かさない、動かない、動けない。
専門的にみればとひとつひとつ
対応策が違ってきます。
身体的に「動かない」ということであれば、日常生活の中でどれくらいの支障があるのか。
介護サービスや医療サービス等の専門職と打合せしながら
適切なサービスを導入するかを調整しながらというのを展開していきます。
自立をさまたげる不必要なサービスと思われるとき
本人が要望しても組み入れない場合もあります。
ケアマネジャーは観察と把握しています。
このように「動けない」「動かない」という状態は様々な要因があります。
そして、生命や日常生活に大きく支障がでてくる場合には
とっとと介護・医療サービスを導入します。
【介護状況の確認はケアプラン】
1、自分で確認するために訪問するか
2、介護のケアプランをとりよせるか
ケアプランには、
どのようにご本人(高齢者の利用者)は日常生活を過ごしていきたいか?
ご家族は本人(高齢者の利用者)の意向に対してサポートしていくのか?
を次のページで詳細にかかれています。その次のページには時間割(週間表)があります。
今回のケースで疑問があれば、
ケアプランをみながら
骨折して動けないというのですが…。
専門家から見て
体の具合と介護サービスについて大丈夫でしょうか?
という切り口からは入るのがいいでしょう。
遠方であれば2)のケアプランを取り寄せることをお勧めします。
【仕事と介相談窓口からはケアプラン確認へと】
仕事と介護の相談窓口やネット上でも
介護専門職種のトップ、ケアマネジャーに
気軽に親など家族介護の状態確認などを聞けるようになり
そのような風潮になってきたのは良い方向です。
まとめますと
1、動けないというの状態はそれぞれが違い対応も違う。
2、ケアマネジャーは専門的見地により医療と介護サービスを展開している。(根拠がないものはない)
3、介護ケアプランを取り寄せてみる。
仕事と介護の相談窓口では
相談してきた従業員にたいして、ケアプランを一度取り寄せてみればと伝えてください。
また、家族介護で従業員の親が介護をうけ近くに住んでいる場合は、
「家に行った時にケアプランはどこにあるの?」
ときいて、コピーをとるのもの大切です。
介護提供スケジュールも入っていいます、
仕事を続けるベースのスケジュールとして確認できます。
最後に家族介護
仕事を続けながら介護も続けて日常生活をおくっていけます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。