本日は、こ・ぼ・れ・話

「家族介護、ああ矛盾」

 

介護ってその人の立場によったり
誰を介護するかによって違います。

直接的に介護するのか。
間接的に介護をするのか。
口だけだすのか…。

このこぼれ話は、不快感がある人も出てくると思います。
この話は、介護なんだけれど…。
少し笑い話になっているからです。

介護は自分自身の心の解釈でどうにでもなってしまうということです。

「立場」と「解釈」の日常的な行動です。

だれでも、ご家族の介護を受け入れるには勇気がいります。
避けたいけれど避けられず
正面で受け止めるしかないですね。

【他人の薬はNGです】

とあるファミレスでの出来事

 

48才の次女中心に長女と三女、そして実の母親家族4人で
昼のひと時、シエスタの心地よいBGM
が、かき消されるほどの音量での会話でした。

女子にありがちなお喋り早口サーフィンが始まりました。

話題は、次女の旦那さんの家のこと
両親ふたりの介護の話でした。

そして、お義理父さんの話題へ

次女

「お義理父さんA型ですごく神経質で、我が道を通したいタイプなのよ。
安定剤?自律神経(交感神経)?人がかっわたみたいになちゃって…
薬が効きすぎて怖~い~。

実はね、お義理母さんが飲んでいる鬱的な薬を、

お義理父さんに飲ませたところ、超ハイになちゃって。薬が切れるともとに戻るけれど、ほんと怖い~。」

と笑いながら話されていました。
たぶん、お義理母はうつ。でセロトニン・ノルアドレナリン系の薬を服薬されていたのではないかと思われます。
しかし、なぜお義理父さんに飲ませたかは不明でした。

この時点では…。

【お義理父さんとインコ】

 

三女
「ところで、お父さんのガンの状態は大丈夫?」
次女

「末期に近かったの、レベル『4』・『5』(レベルではなくてクラス)だったかなぁ~?
食べ物は納豆NGだったの。でもね、お義理父さん納豆をこよなく愛していて…」

みんな
「で!?」
次女

「ちょっとくらい平気だとおもって食べさせちゃうのでした」

長女
「血液検査の時とか、日常の生活のこととか聞かれない?」
三女
「私ドクターに定期通院の時に聞かれるけど…『納豆を食べさせて…あっ、すっまっせ~ん』てうつむいて謝ります。でも…ぜんぜん、ドクターに悪いと思っていなけどねぇ~、だってお義理父さん生きてるしねぇ~。生きているうちだけよ。」
みんな
「あはははははははぁ~」

笑っていたのも束の間

シリアスな顔になって

次女

「食べさせちゃいけないものインコに食べさせちゃったの…旦那が!!インコにね、チョコ食べさせちゃったの~。どうしようどうしようってあせちゃって…気が遠くなって倒れる寸前だったわ!」
みんな
「……」
次女
「もう心配なんで、このへんで帰る!」

そして彼女は脱兎のごとくこの場をさりました。
去り際に

次女
「死んで後悔しても遅いし、生きているうちね。お義理父さんも元気でいて欲しいから!」(にっこっ)

「ああ矛盾⁉」

 

【家族介護、受け入れる勇気】

いつまでも元気でいて欲しいと思う家族の介護

 

だれでも、ご家族の介護を受け入れるには勇気がいります。
避けたいけれど避けられず
正面で受け止めるしかないときもあります。

ハチャメチャだっていいと思います。
それが家族介護なのだから。
そして家族の繋がりが保って
自分の人生を歩んでください。
介護より仕事を中心にしたい人だって
仕事より介護を中心にしたい人だっていてもいい。
けれど、親はご子息の仕事を辞めてまで介護して欲しいとはおもっていません。
仕事と介護の両立は自分の人生の責任です。

今日の約束はできるけど
明日の約束はできないかもしれない。

そんなあなたを応援しています。

今回は取り留めのない話でしたが
最後までお付き合いくださりありがとうございました。