【新型ウイルスで老人ホームから自宅介護へ】

目次

知っといた方がいい従業員の家族介護支援

仕事と介護の両立支援制度は
従業員自身の職場事場も確保でき
体の健康、心の健康も保持できるし
経済的にも維持できるのではないかな
会社にとっても重要だと、
なぜなら、真面目な人が多いからです…。

とおもったりしています。

そして家族介護がこれから増えそうです。
先日、東京商工リサーチのデータで、
従業員の家族介護を支援するため「仕事と介護の両立支援制度」を導入し
環境を整えている会社の従業員20%は、
しらない。
という調査結果(2029年)

福利厚生面としても、従業員のこころと身体の健康を守るために福利厚生として導入している会社もあります。

知らないよりは、知っておいたほうがいいですね。

【老人ホームから自宅介護へ】

今回の新型ウイルスの感染拡大が続き緊急事態宣言が延長される中、事態の長期化を見据え入所型の介護施設にいる親を自宅に引き取り家族での介護に移行する決断をした人もいます。

40代の女性の話では、77歳の母親を市内の老人ホームに入所させていました。2月下旬から感染予防のため面会に規制がかかり時には禁止されました。
その母親の状態は、脳梗塞の後遺症で左半身のまひと意識障害が残り、介護度で最も重い「要介護5」の言葉も交わせません。

新型ウイルスの前は、老人ホームに毎日のように通いマヒした肩や腕などを一生懸命に根気強くマッサージしてきました。しかしなかなか面会もできなくなり、筋肉や関節のこわばりが以前よりひどくなって動きが悪くなっていると日々。
このまま老人ホームにいて、長期化すれば会えない間に身体の手首や指、ひじなどが固まっているの機能が一気に悪化し取り返しがつかなくなるのではないかという不安が募ったそうだです。

そして、担当医師や周りからは在宅で介護するのは難しいと言われましたが、施設を退所させ、母親を自家用車に乗せて自宅に連れて帰ったのでした。

その後どうします?

在宅介護サービスなどデイサービスなどを可能な限り利用し、職場復帰を考える?

この女性は、会社に介護両立支援制度で1か月間の時間をとり、この間に在宅介護の態勢を整えるつもりでだそうです。
母親はほとんど話すことができないうえ、ベッドから車椅子に移動させる時には介護する側にも大きな身体的負担がかかります。定期的な薬・オムツ交換・食事介助・身体をきれいにする。

実際、老人ホームでみているのとは、自分で行うとでは全く違います。

もしものための重要な2つの手立て

体力の限界になってしまうのは想像がつきますよね。
期間限定ではあるけれど、こころの限界になってしまうかもしれません。

今回の重要な2つの手立て

1、在宅医療に明るいケアマネジャーから介護サービス提供の具体的なスケジュール受ける。
2、会社に相談し、ケアプラン(第3表)を提示し介護休業申請。(ご自分の収入確保の為)

この準備をしてください。

そうはいっても…思いつかない場合には

会社に相談してください。
介護支援制度はコンプライアンスです。
(会社は介護支援しなければなりません、というもの)

これから、ますます増える家族介護
しつこいようですが…
家族介護の為に、仕事と介護の両立支援制度がコンプライアンスとしてもあります。
会社に、仕事と介護の両立支援の会社就業規則(ルール)を確認してくださいね。

また、一歩進んだ会社には制度という範囲ではなくて福利厚生面でサポートもしています。
従業員目線の福利厚生でサービスを活用しましょう。

家族介護になっても少し楽になる方法をとってみてはいかがでしょうか?