「自転車」は高齢者にとって生活そのもの!?
目次
高齢者が起こす自転車事故が増えています。高齢者を抱えているご家族にとってはヒヤヒヤものです。体が衰えている高齢者は、ちょっとした事故にあったり、よろけて転倒してしまうことによって家族の介護になってしまうケースもあります。
自転車を辞めて欲しいといったところでなかなか素直に聞いてもらえません。
なぜかといえば自分の生活スタイルが大きく変わってしまうからです。
自転車を辞めて欲しいと言うのであれば、代替え案が必要です。
結論、「自転車から三輪自転車」へ。
高齢者の「自転車」事故?
平成27年に警察庁交通局より発表された「平成26年中の交通事故の発生状況」によると、自転車乗車中の負傷者数が最も多いのは65歳以上の高齢者ではありません。18.5%で第2位です。第1位は「16~24歳」22.1%です。
ちょっと以外かもしれませんね。
高齢者の身体機能
・視力が低下
・視野も狭くなり
・危険を察知する能力が鈍い
・対応を遅い
・バランス感覚が低下
・反射神経低下
・筋力も低下などが上げられます。
ふらふらとその場で転ぶことが多くなってしまうのです。
「自転車」のことで、言うこときかない親!?
無責任な丸投げタイプの意見が横行しています。
こんな意見は、バッサリ切ってくださいね♪♪
「自転車を乗るのを辞める、説得するべきだ!」
では、あなたがやってみたら…。と私、思います。
だって、なかなか言ったことについて親は話を受け入れないから、困ってるんですよね。
だから、こんなご意見には耳を貸さなくて結構です!!!
あなたの時間と感情ムダです。(笑)
ところで、話はもどしますね。
まだまだ歳はとったとしても、体が動く元気うちは、まず親は子供の言うことなんか聞きません。それが当たり前だと思っていた方が、あなたの精神的な健康をたもてます。
しかし、先程の説得の話ではないけれど、こんなことを聞きませんか?
・家族での説得で反発されてしまった。
・自転車で転ばないいうにしているから大丈夫、言い張る。
・怒ってしまった。
など
だから、マウントをとらない安心できるような「代替え案」の伝え方が必要になります。
手放せない「自転車」
実は、高齢になってきた親や家族にとって、自転車を使うなと言われてしまうことは。単純に移動手段をなくすということではありません。日常生活や自分スタイルを奪われるということになってしまいます。だからとても耐え難いことになってしまうのです。
日常生活スタイルを失ってしまうということは、自分の存在価値がなくなる恐れがあるという危機感になり、否定されているかのようになってしまいます。けっこうナイーブ(?)な面もあります。なので、まだ元気なうちは、ご家族が「説得」してもなかなか難しいです。
実際どのようなケースで、自転車を乗るのを諦めるのかといえば、自転車で転倒した、骨折した。足すことの…体力・筋力の低下で乗り降りするときに不安を感じている、白内障で足元が見えないなどの複合的な理由でめるケースが多いです。
そうです…ちょっとした転倒などでは、自転車を手放すことはしません。
結局、このようなことが重ならないと、諦めないのです。
諦め悪いです。
そうは言っても、見過ごすわけにはいきませんよね。では、事故になる前、負傷する前には、手は打てないのか…?
代替え案が必要なんです!
それは、「自転車から三輪自転車」にすることで、安心で安全に過ごす日常生活へ
「三輪自転車」は、「自転車」生活スタイルと同じように暮らせる
三輪自転車は自転車と同じように便利です。年齢と共に、安心して安全に移動できる生活手段のひとつです。
後輪2輪が生む安定感と大きな荷物乗せスペースが、また嬉しいです。後ろの車輪が大きく離れているので、ホイールとホイールの間に大きなかごが設置されています。これで、買い物をしてもラクラク運べてしまいます。とっても買い物が便利ですよね。そして、生活のスタイルが保たれるのは、一人暮らしで暮らしている親であても心配をしなくても済むのには、ありがたいですね。
最後に
生活に張りが無くなってしまうとモチベーションがどんどん下がります。そうなると老化現象も進みます。
奪うとか禁止するとかの前に、どうにかならないかなぁ~って考えてみるのも家族介護では大事なことではないでしょうかね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。