介護する側「水分補給」

家族の介護でこの時期、気をつけなければならいのは、どうしても介護する側の体力です。もちろん日中一人で暮らしている高齢になった家族、とても心配になります。

本日は自分の水分補給について基礎的なことを知ってもらい、その知識を持って家族の介護のサポートをしていただければ嬉しいです。結論、「水分補給」です。

 

ひと昔まえ、学校では、水分補給の大切さについて時間をとってしっかりと教えることはかったです。部活では「水を飲むな!」という今から考えれば、危険極まりない謎のルールと教えで運動をしていましたよね。

体内の水分量が減っているので、脱水状態は脳梗塞や心筋梗塞の発症につながりかねません。身体から水分が失われ、不足することで血液がドロッと濃くなります。血液の流れが非常に悪くなります。水分補給で予防すること重要です。

 

この時期、健康となるベースは水分の質よりも量です。

 

人間の体はほとんど水分

体内のほとんど水分であることは、男の人も女の人も子供も変わりません。ただ、それぞれの年代でかなりの割合で体に違いがあります。

 

・ 一般の男性:60%

・ 一般の女性:55%

・ あかちゃん:80%

・ 高齢者:50~55%

このように年齢が上がるほどに、身体の水分量が減っていきます。そして必要とされる水分量もへっていきます。見た目のみずみずしさと同じですね。このように高齢者になっても、体の半分以上は水分になります。水は人間にとって大事ですね。

体内に必要な水分補給の効果と重要性をお話しします。

 

 水分補給は、脱水症状を防げる!

最大の水分補給の効果は、不足した水分を補えることです!

水分が不足するのには様々な原因があります。この暑い夏場や運動後などに、脱水症状を引き起こしたりしますよね。

一番怖いのは、知らないうちに、脱水症状を引き起こしてしまうというケースで、少なくありません。結構、喉の渇きに気づかないことが多いです。そして、脱水症状を引き起こしてしまうのです。

普段の日常の生活から気にして、こまめな水分補給を習慣にしていれば、脱水症状のリスクを未然に防げます。

 

水分補給の効果

 

血液の循環

からだの中を巡る血液は、食べ物からとり入れた栄養素や酸素をからだの隅々まで運んでくれます。血液成分のうち90~95%は水分、健康はチカラ(血から)です。 

 

体温の調節

汗は皮膚の表面から水分を蒸発させます。同時に熱を放つことで体温が上がり過ぎないよう汗をかいて体温の調節を行っています。皮膚の表面で水分が蒸発しています。

 

老廃物は排出

からだの中の老廃物をせっせと集めて血液で運び、尿として出してくれます。しかし、水分の摂取量が足らなくなると、からだの水分量を保つため尿を減らしてしまいます。

 

 

だから、水分補給は必要ですね。そして、この水分補給はありがたいことに、ダイエット効果を高めてくれるという、ちょっと嬉しいメリットもあります。基礎代謝が上がると、燃焼効果もうながされます。

 

 

質よりも量が大事

 

 

水分補給は質よりも、量が大事な季節です。

 

水分補給のタイミングは、

 

①朝起床

②朝食

③昼食


④夕食


⑤入浴後


⑥寝る前

でしょうね。
規則正しい生活の習慣で、定期的にとっていきましょう!

ほかにも、水分補給は、食事やおやつでもとれます。

食事の時の、お味噌汁には塩分も含まれていて熱中症予防・対策にもいい水分補給です。日本の和食は水分量の高い料理が多いので助かります。

そして、おやつとして、水菓子をはじめ、ゼリーやアイスクリーム・かき氷、果物・旬の野菜なども水分が豊富に含んでいます。日本の食はありがたいですね。ですので、摂りやすい方法でおこなってください。

 

 

最後に

水分補給は、つい「喉の渇きが起きてから」、「渇きがなければ飲まなくても大丈夫」と思いがちです。しかし「喉が渇いてから」では、からだには遅いです。やっぱり、こまめに、とっていきましょう。

家族の介護では、やはり介護する側の体調の管理は大切です。この時期とくに「水分補給」に気をつかい健康を管理してください。あなたの体は一人のものだけではありませんよ。

最後まで読んでくださり、ありがとうごいました。