一人暮らしの親の食事

遠方に住んでいる父は80歳、母は2カ月前に他界し、一人で離らしています。

父親は「まだ元気だから『介護サービスを受けたくない』」と言い張っています。

ちゃんとご飯が食べているのか心配です。

どうすればいいのでしょうか?

 

結論

「ヘルパーをいれたくないなら、配食宅配サービス『お弁当』」をつかいましょう。

 

誰だって食べないと元気はでません。そして、身体に栄養が行かないと、体力の衰えが著しくあらわれてきます。まして、一人暮らしでいる高齢者は持病を抱えながら過ごしている場合が多く、急に倒れてしまうことだってありえます。

だから、ちゃんと栄養はとらなければヤバイのです。
栄養バランスを考えた食事を摂ることによって、健康の維持・向上につながります。
まだまだ出来るし、元気が自信となって、日常生活の向上につながります。

 

実際、ケアマネジャーとしても、食べ物の確保を優先的に考えています。

 

言い忘れました。たしかにまだまだご自分でほとんどの事が出来る人は、介護保険サービスを申請してヘルパーなど介護サービスなどの手助けはいらないというのが普通です。

むしろ多いです。

 

一人暮らしの高齢者、宅配配食サービス「お弁当」

現実、どんな高齢者にも当てはまりますが、特に一人暮らしの人は、食事を作るということが面倒になったり、つくることが負担になってきます。だから、コンビニ弁当やオニギリだけで済ませてしまったりします。

 

 

そこで、
宅配配食サービスというお届け「お弁当」があります。

 

これは、介護保険サービス外です。
だから、要支援や要介護などの介護認定は必要ありません。

配食サービスの「お弁当」というのは、この点、栄養のバランスを考えた「食事」をご自宅までお届けすることでしくみなのでありがたいです。この「お弁当」の宅配配食サービスは、高齢者の健康の維持・向上だけでなく、自立生活の継続や介護予防などを支援することをも目的としています。
便利です。

また、お弁当の配食サービスは配達の会社のスタッフがお届けします。そして後ほど食器(容器)など回収にきます。

なんといってもうれしいのは、業者さんが安否確認など、サービスの仕組み上流れとして出来ているということです。

つまり

・  食生活の栄養面での支援

・  見守り(安否確認)

健康な身体や気持ちを維持するのは「食事」からです。
ご家族にとっての安心という役割だって果たしています。

 

遠方の一人暮らしの高齢者、キケンな低栄養

高齢者は特に低栄養に陥りやすく、3割近くが低栄養状態であるともいわれています。
高齢者の低栄養は、免疫力を低下させたり、運動器の障害(ロコモティブシンドローム)のリスクを高めたりなど、さまざまな健康問題を引き起こします。

 

栄養不足→健康

必要な栄養素が体に十分に行き渡らない。

・体のだるさ

・血行不良

・気分の落ち込み

外出せず、室内やベッドで過ごす日が増えることもあります。

 

栄養不足→認知症

認知症も、低栄養によってリスクが高まる病気のひとつとされています。

 


脳のエネルギー源となる、ごはんやパンなどの炭水化物や砂糖などの糖質が消化されてできるブドウ糖の不足は=脳エネルギー不足の状態になってしまいます。

認知機能低下の原因のひとつと考えられています。

東京都健康長寿医療センター研究所の報告では、「食事はバランスよくとる」と推奨されています。

 

配食宅配サービス『お弁当』、2つの効果

それでは宅配弁当を利用することで生まれる効果を見ていきます。
宅配弁当サービスを利用することで。

 

①   生活リズム

・配達を受け取る曜日がわかるので変化を感じることができる

・配達を受け取る時間が決まるので生活にメリハリができる

 

配達の時間と曜日が決まるので規則正しい食事をすることができます。

②   栄養のバランス

3つの栄養素をバランス良くとっていただくことで栄養不足を防ぐようにメニューが出来ています。


(1)ビタミン・ミネラル・食物繊維


(2)たんぱく質


(3)糖質や脂質

 

確認するすべきこと、配食宅配サービス『お弁当』

宅配弁当を扱う業者さんの選び方を紹介していきます。最近ではサービスを提供されているところも増えてきています。また、メニューのバリエーションも豊富なので、どういった点に注意して選べばよいのかもお話していきます。

 

・お弁当内容の変更

・お家に配達可能かどうかを確認

・配達時間の確認

・受け取る頻度を調整できるか確認

・受け取り方。

 

はじめは週に1回。慣れてくれば週に2~3回へと回数を増やしたりできます。

ちなみに、価格だけで判断しないようにしましょう。
健康の維持・向上です。

そして、家族の介護時間を減らすためにも必要だということを、ちょっとばかり気にしておいてください。

 

まとめ

 

 

本日は「宅配配食サービス『お弁当』」のお話しをしました。

一人暮らしになってしまって親の食事が心配と感じたら使ってみてください。

週に1回から始めて慣れてもらい、必要な栄養を身体に摂ってもらうことから始めましょう。

定期的な、「宅配配食サービス『お弁当』」を利用することによって

 

 

・生活にリズム

・栄養バランス

・健康維持・向上


・生活にメリハリが生まれる

 

「宅配配食サービス『お弁当』」は、手軽に食事から栄養のバランスを取ることができる方法の一つです。

要支援でも要介護でなくても受けられ、制限もなく利用できる便利なサービスです。

なによりも、家族の介護の時間を軽減できます。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。