ダブル介護

 

ダブル介護と、自分の時間

 

 

あなたのまわりにいませんか?ダブル介護。
ひとりでも大変な家族の介護、それが…同時2人の介護をしなければならないという「ダブル介護」。これってこれから誰にでも起こります。たとえば両親同時の場合、自分の親と義理の親、そして兄弟姉妹、なかには子どもや孫も重なってしまうことだってあります。

ダブル介護になってしまったら、家族の介護の負担を軽減するために工夫が真面目に必要です。ふたりの介護を同時にするのですから、なまはんかにはいかなそうですよね。
このような状態で介護を行うために必要なことをお伝えしていきます。

結論

「介護から解放される時間をつくる

 

 

ダブル介護4つの問題

ダブル介護は負担がメチャクチャ大きいというイメージが、
かんたんに想像がつくのではないかと思います。


介護疲れ

具体的にどのような点が問題となるのでしょうか。
まずは、生じる問題についておさえていきましょう。

それでは、それぞれ4つの問題をみていきましょう。

その1,休息の時間

2人分の介護をするダブル介護は時間を割く必要があって、分担できなければ休息する時間だって取りにくいですよね。

介護度が重度になっていけば、夜間の介護も必要になる可能性もでてきます。そのため24時間体制での介護になっていましかねません。
睡眠時間が少なくなり、あなたの健康状態も保てません。

 

その2,精神的・肉体的疲労

介護には体力が必要です。それが2人となれば肉体的な負担も2倍です。病気・脳梗塞などの後遺症や障害などで身体的な介護が必要な場合、その負担は大きくなるばかりです。

2人の介護が必要となれば、介護だけでも時間も確実に2人分は必要になります。家のことや自分自身のことをする時間が削られてしまい、精神的な負担も大きくなってしまいます。
こうした精神的・肉体的な疲労がたまりつづけるのは、ダブル介護の大きな問題点です。

 

その3,介護離職に追い込まれる

介護のための時間を確保するため、介護離職をする人も一向に減りません。むしろ仕事をしながら家族の介護をされる方々は増えています。

1人の介護でも介護離職をする人がいるのですから、ダブル介護ならばなおさら、仕事と介護の両立は難しくなるでしょう。

 

その4,社会的な孤立感

仕事を辞めて介護が中心の生活になると、社会とのつながりが薄くなります。ビジネス界にいた時間ではなく、ゆったりとした時間のなか、毎日顔を合わせるのは家族、家族以外で会話をするのは介護サービスのスタッフ。そのような状態になると、きっとあなたは孤独を感じるようになります。

 

ダブル介護を乗り切るための時間作り

そんな負担の大きいダブル介護ですが、誰にでも起こり得ます。うまく乗り越えていくためには、どのように時間をつくれば良いのでしょうか。

介護をのりきる

・会社の制度、介護休暇・介護休業などを活用する。
介護休業制度、要介護状態にある家族を介護するため制度です。両親及び義両親、子供が対象。非正規雇用の人も取得できます。

・介護制度、介護サービスを活用する。
担当のケアマネジャーに介護のポイントを教えてもらう。何か解決策が欲しいときには介護であればケアマネ、医療であればかかりつけ医を頼ってみる。

時間を確保することと、家族の介護から一時的に離れること重要です。
集中しすぎていると普段だったらみえてることだって、近すぎて見えなくなることがあるのが家族の介護です。

介護サービスで休憩というレスパイトをしましょうよ。

レスパイト、介護サービスを活用する

介護の解放

レスパイト、家族が休息を取れるように支援や代行をさせることです。
ケアマネジャーに言えばいいですよ。
普通に手続きからなにから在宅のケアマネジャーだったらわかりますのでご安心を。

あなたにとって、とっても大事なことです。
家族が介護から離れる時間をつくる、


「レスパイト」


介護サービス(一部医療)、つかってくださいね

それでは、レスパイトケアとして利用する介護サービスは、主なものは以下へ。

・デイサービス

・ショートステイ

・訪問介護

・レスパイト入院

仕事を続けるつづける介護として精神的・肉体的な健康面をできるかぎり維持できるように心がけましょうね。

まとめ

介護疲れ ない

仕事つづけながら介護はできる限り負担がないようにするためには、家族の介護から離れられる時間をつくることが大切です。
あなたの自身の時間、仕事に集中できる時間、また趣味など気分転換やリフレッシュのできる時間をつくって、生活のリズムのメリハリをつけるようにすることが長続きする、日常の生活習慣がたもてる仕掛けづくりです。

自分の時間をつくるです!