「もしも、親や身近な人が認知症になってしまったらどうしよう…」そんな不安を感じたことはありませんか?
認知症ってなんだろう?
目次
認知症の症状について
認知症は脳の働きの「記憶力」や「判断能力」という知的な能力が低下してしまうのとさまざまな原因で脳の細胞が死んだりしてしまい、今まで普通に出来ていた日常の生活に支障がおこりはじめる症状です。
あなたから見ていれば、物忘れがとても激しくなったり情緒不安定になったりする姿。家族が認知症になると、毎日が戸惑いと心配の連続となります。
認知症というおもてに現れる症状は、
ひとりひとりに違があります。
ひとくくりにはできない難しさがあります。
認知症はどんな状態が日常の生活にあらわれて
続いていくのだろうかをお話しします。
家族の認知症でしっておく進行状態
【 初期 】
・直前のことを忘れる
・同じことを何度も繰り返す
・間違いが多くなる
・新しいことに対処できない
・物やお金をとられたという
・言葉あるいは名前が思い出せないのに気づく
【 中期 】
・時間の感覚がなくなる
・季節の認識がなくなる
・徘徊をするようになる
・幻覚や妄想の症状がでる
・物品を失くす、または置き忘れる
【 後期 】
・感情の表現がなくなる
・家族の顔がわからない
・飲食ができなくなる
・手足が固まって動けない
・体がマヒして動けない
家族の認知症とのこころがけ
認知症の本人には自覚がないと考えてしまうのは間違い!
実は真っ先に本人が気付いる場合がおおく、
いままで普通に出来ていたことができなくなって、
大きな不安をと恐怖を
心に感じてかかえています。
あなたが
「あれ?ちょっとおかしくないか?」
と感じて注意した場合は、
自分の心を守るために症状を否定したり誤魔化したりします。
っていうか、だれでも指摘されたら同じような行動をとりませんか。。
一息入れて、その心の状態を認めてください
とくに問い詰めたりすることは避けてほしいものです
ちょっときれいごとかもしれませんけど…
実際、理解力や記憶力は低下したとしても
決して感情は失っていません。
認知症の人も感情はおなじ
怒られた悲しみや恥ずかしさは
いつまでも感情として残ります。
認知症はだれでも
な・り・え・ま・す!
家族の認知症介護は6~7年
介護は、いつか必ず終わりが来るものだと割り切ることが重要です。
公益社団法人「認知症の人と家族の会」の調査によると
認知症介護の平均的な期間は6~7年です。
あくまでも目安です。
現在の認知症は治療方法がないと言われています。
ただ認知症の進行を遅らすことはできます。
一般的にいわれているのは
1,いろんな人と接したり、屋外へ出かけたりして脳に刺激を与えること。
2,趣味、絵画などの芸術活動への取り組みも効果的。
3,早期発見、薬でおくらせる。
です。
そうは言っても認知症の家族をかかえれて、
長期間に渡って先がみえない介護が続くこともあります
どれだけ懸命に介護をしても感謝されず、
強烈な言葉や態度にさらされ精神的にも肉体的にも消耗しがちです。
やっぱりどうしてもストレスが溜まってしまいますよね。
認知症の本人に長生きしてほしいと思う。。
一方で絶望的な気持ちになる人も多いかもしれません。。
だから…なのですが…
ひとりで抱え込まないでくださいね。
介護は、いつか必ず終わりが来ます。
ものごとには始まりがあれば終わりがありますからね。
まとめ
認知症は実は本人も気づいている場合がおおい。
認知症はおくらせることも出来る
平均は6年から7年
認知症は特別なものでなく誰でおこる可能性がたかい。
介護は、いつか必ず終わりが来るものだと割り切ることが重要です。