ダブル介護、イクル

介護は誰かの手助け力をかりる!

目次

 

さて!家族の介護になったら!?

結論は

誰かの手助けや力を借りてあなたの生活スタイルを保つこと。

そもそもの話をしますね。

人はだれにでもできないことがあって
誰かの手助けや力を借りながら
生きています。

それは高齢者だけではなくて
わたしたちも同じではないでしょうか。

老いていく親は普通の暮らしのなかで
いままで出来ていたことが
ひとつ、ふたつと出来なくなってしまいます。

だから
誰かの手助けや
みんなの力を借りながら生活していく
介護は特別なことでもないのです。

あなたが親の介護で
親の介護のために
仕事と生活を犠牲にしたり
一生懸命な責任感や意気込みも必要ないのです。

親である本人ができなくなったことを
あなたが受け入れて認め
誰かの手助けや力を借りながら
親がいつもどおり暮らしてもらう気持ちが大切です。

瀬戸内寂聴さんいわく

「人間は、生まれてきた瞬間から死に向かって歩いています。」

といっています。

だから、老いていく家族の最期を見届けていくこと
それが家族の介護のすがたなのででしょうか。

必ず訪れる家族の介護

さて親の介護が必要になったら!?

まずは何を考えますか?

ダブル介護、イクル

親と離れて暮らしている場合
・自分のもとに歳をとった親を呼び寄せる。
・自分が親の地元にもどるのかを考える。
のではないでしょうか。。。。

ちょっと待ってぇ~!

まずは今の状態で仕事を続けながら

離れて暮らしたまま介護ができないかを
考えてみましょうよ。

〈親を呼び寄せる場合〉

親は住みなれた土地や知り合いを離れ
友人や知人もいないところで、
新たになじみのない日常生活をはじめることとなります。

逆に外出するきかいなどなくなりませんか?

〈あなたが親の地元にもどる場合〉

いまの生活の糧となる仕事
そしてビジネスでのキャリア
をすてることになります。

親の地元でおなじように仕事につけますか。

とってもとっても大きな問題だと思います。

そしてあなたの家族
結婚していればパートナー
お子さんがいれば学校や環境

大きく影響されますよね。

であれば、
自分の生活に負担なく
環境もかえることもなくできること

・電話
・スマフォ
・ズーム

時間をきめて連絡。

介護のプロに手伝ってもらう親の介護
日常生活を手伝ってもらうこと

それも
ちゃんとした
家族の介護です。

責任感という意気込みキケン

介護で疲弊する人ほど
責任感が強いです。

「親の面倒は自分でみる!」

責任感で家族の介護をするのはキケンです。
なんでもかんでも一人で抱え込む傾向になります。

だいたいの人は
責任感が使命感になり
燃えて親の介護をがんばり過ぎて…

まわりの兄弟や親戚の人からは
「あの人に任せておけば…」
「あの人がやってくれるから・・・」
「あの人に言っておけば…」

と、なります。
一歩も二歩も引き気味で
まるで観客のようになってしまいます。

現実的なはなしですが…
「お金の件も…」

それではすぐに
体も心もお金にも限界が来ます。

家族の介護、親の介護をしたいと思って
さきに自分がつぶれてしまっては本末転倒。

【介護のキモ】

さぁ!家族の介護ってなったとしても、

親と離れてくらしていて
遠方介護になろうとしても

仕事や生活スタイルをかえるような
責任感・意気込みは抑えることです。

自分ができないこともあるわけですから
できないことはできる人にやってもらうことです。

介護のプロの手助けや力を借りながら
みんなの力を借りながら
ご自分の生活スタイルをたもっていく
家族の介護も特別なことではないのです。

介護になったら本当のプロに依頼しましょう。

家族介護の負担を軽くすることが
仕事を続けながら
介護を長続きさせるキモになります。