こんにちは!明るい介護は、あっ軽い介護。
親の介護は家族介護「ダブル介護の時代」仕事との両立のお時間です。

家族介護で認知症の親と話していると、同じことを何度も何度も聞いてくるし
同じことを何度も何度も何度も説明しなきゃならないし。
なんだかイライラしてきて、何言っているか…わ・か・ら・な・い。
しまいには「もー逃げたい!!!」 と思ったことはありませんか ?

家族の介護では逃げちゃってもいい!?


結論
「逃げるが勝ち!」

私は、同じ職場でヘルパーとケアマネジャーとしても20年以上の現場に携わってきています。介護する側もされる側も、家族の介護では少しでも明るく自分の人生を笑顔で過ごしてほしいと思っています。

介護から逃げちゃえばいいじゃん!
なんて言うと眉ひそめちゃうかもしれませんね。
家族の介護では逃げちゃってもいいんですよ、間違いありませんね。

【まだ、ご飯食べてな~い~】

認知症の高齢者が「まだ、ご飯食べてな~い~」というシーンや言葉はよく耳にしませんか?
そして…

「さっきご飯たべたばかりでしょう。」

「えっ何言っているの…ご飯食べた後におにぎりも食べたでしょう」

というやりとりは、よくご存じの名場面です。

その時は理解してくれている様子なんですけど…
いや確かにその時は理解しています。

認知症のせいだと分かっていても何度も繰り返されるやり取りに
精神的なダメージがじわじわと蓄積されていきますよね 。

実際は背筋がゾッワァ~とするものです。
と、みなさんおっしゃられます。
あなただけではありません。

【3つの具体的な逃げ方】

①ご自身からの説明は3度まで
②未来の話にする
③その場をさる

それではひとつひとつ説明していきます。

①    ご自身からの説明は3度まで

同じ説明はゆっくりと話し三回まで、余計なことは言わない
余計なことというのは、一つのコトだけです。

②    未来の話しにする

未来の話かたにも主たるものは2つあります。

Ⓐ食べていない風を装い「今用意しているから1時間後ね」という未来系
Ⓑ食べた食器や食べ残した食べ物をお見せする。(まだ軽度の場合の対応になります)。
そのあと、「お腹すいたんだね、じゃあもう少ししたらおやつにしましょうね」の話で留めましょう。

 

③    その場をさる

お互い虫の居場所が悪い時があります。
悲しみ苛立ちで我慢できなることもあります。
認知症とわかっていながらも…やはりそこは人間
たちの悪いことかもしれませんが、
特に認知症の方は感情を察知するレーダーもち。

 

♪♪ 外に散歩に出ちゃいましょう ♪♪

いつも優しい気持ちなんてなれません。
そんなの当然です!

 

【逃げちゃっていいんです!】

何事も正面で向かい合っているからですよね
責任感を持って一生懸命
だからこそ逃げちゃっていいんです!!

もし、これをよまれている方の中に
妻が…夫が…家族介護で悩んだり
仕事の同僚の方が切羽詰まりそうなのをみかけたら
伝えていただければ嬉しいです。

在宅介護は思うようにならないことの連続
行き場のない怒りを抱え込んだり
先の見えないことを悩んだりしてしまいがちです 。

最後にまたしつこいくらい言います

そんな時は
すーっと…逃げちゃえばいいのです!

必ず辿る道です

だからこそ自分の人生を歩いて歩んでくださいね。

そして仕事を続けながら介護ができる
生き方も歩んでみてはいかがでしょうか。

少子高齢化によって
これから、ダブルケア、トリプルケアといった時代がすぐそこまで来ています。
しかし、『仕事』を続けて『介護』も続けていかなくてはならないかもしれません。
介護人生なんてありません。

国は介護離職ゼロをうたっています。
会社では仕事と介護の支援制度はコンプライアンス。

大丈夫です。
あなたの人生!あなたの仕事!あなたの介護!
会社も支援してくれます!

一緒に歩んでいきましょう。

~会社にあったルール作り、明るい未来のお手伝い~