こんにちは!明るい介護は、あっ軽い介護。
親の介護は家族介護「ダブルケアの時代」仕事との両立です。

テーマは
「家族介護、イラつく原因!?」についてです。

結論
「庇護欲を受け入れる」

私は、同じ職場でヘルパーとケアマネジャーとしても20年以上の現場に携わってきています。介護する側もされる側も、家族の介護では少しでも明るく自分の人生を笑顔で過ごしてほしいと思っています。

 

あなたは
親と喧嘩することありませんか?
子供の頃だったらすぐに仲直り
学生時代は言い合いという反抗
成人していろいろ気持ちも長引いてしまい

喧嘩までにはいかないけれど
大人になったいまでもイラッと…。

年老いた親を抱えてると
どんなカタチでもいいから
手助けしたい
守ってあげたい

とおもいつつ…

高齢になったいる親
にもかかわらず、、
あなたの気持ちが伝わらないこともあります。

伝える言葉が足らないから…?

お互いの庇護欲があるからです。

【大事な人に発揮される庇護欲】

「庇護欲とは」

・助けてあげたい
・守ってあげたい
・支えてあげたい
・教えてあげたい
・誰かのためになりたい

という気持ちです。

すべての人に対してではなく
子供やご家族・とっても身近な人だけ
大切な人や好きな人に

発揮されるものなのです。

家族の介護になった状況でも
年老いた親はいつでも親であり
白髪になっても、髪の毛が薄くなっても
子供だと思っています。

一方で、他人に対しては発揮されず
無関心になることもあります。

逆に老いた親の様子を見ていると
やはり…

・助けてあげたい
・守ってあげたい
・何かやってあげたい

などの思いやる気持ちがでてくるのは当然です。

【してあげたい】


あなたは、老いた親の様子を見ていると

・時間がかかる
・ちゃんと出来ていない
・自分がやった方が早い

と庇護から

「イイヨーよしなくても、私がしておくからー」
となります。

ここが「イラッ」とぶつかり始めるところです。

 

【寝たきりの義理母】

ある利用者さんのご家族の話です。

義理母は嫁との折り合いがあまりよくないのです
理由は、嫁との会話がないからだと言ってました。

嫁は嫁でどう話していいのか?どのように接していいのか?

そんなある日

「会社から帰ってきたときに明日の天気をおしえてね」
ということを頼みました。

その日を境に距離が縮まったのでした。

寝たきりになった義理母
「家族の為になにかしたい」と思っていたのです

ちっちゃなこと?些細な事?かもしれないけれど

高齢者だって同じことを考えています。

義理母には

とてもとっても重要な出来事だったのです。

そこに存在感と家族としての役割があるからです。

やってあげたい…「与えるものは…」 ルカによる福音書6章38節
(与えることのすばらしさでしょうね…ちょっと違うか…)

【介護する側される側の心理】



こんな気持ちをお互いがもっていることが分かった思います。

家族介護では、
小さなことの積み重ねで
しんどくなります。

きっと介護は
なぜなぜ?だらけですよ。

今回
自分の心理
高齢者の心理
「庇護欲」をしったことで
良好な家族介護を築いていってください。

少子高齢化によって
これから、ダブルケア、トリプルケアといった時代がすぐそこまで来ています。
しかし、『仕事』を続けて『介護』も続けていかなくてはならないかもしれません。
介護人生なんてありません。

国は介護離職ゼロをうたっています。
会社では仕事と介護の支援制度はコンプライアンス。

大丈夫です。
あなたの人生!あなたの仕事!あなたの介護!
会社も支援してくれます!

一緒に歩んでいきましょう。

~会社にあったルール作り、明るい未来のお手伝い~