こんばんは!明るい介護は、あっ軽い介護。
深夜番組、「仕事と介護の両立支援」です。

テーマは
「介護のサービス担当者会議」についてです。

結論
「介護サービスがスタートするゴング」

私は、同じ職場でホームヘルパー10年以上ケアマネジャー兼任としても20年以上の介護現場に携わってきています。
デイサービスでは、エンターテーメント型トレーニング・レクで高齢者を卒業させ廃業させてしまいました。
介護する側もされる側も、家族の介護では少しでも明るく自分の人生を笑顔で過ごしてほしいと思っています。

さてさて、
最近は、介護にご家族が参加することが増えてきました。
その一つとして介護サービスがスタートする時に
必ず行うのが「サービス担当者会議」といわれるものです。
介護業界では短くして「たんかい」と呼ばれるものです。

 

この「たんかい」の流れを押さえたうえで
仕事を続けながら家族の介護のために
スケジュールを調整される人向けの
時間の有効化を図るためのやりかた

 

というお話しです。

 

【介護の担当者会議とは】

目次

 

 

「サービス担当者会議」とは
利用者やご家族の参加を基本としつつ
ケアプランに位置づけたサービス事業所などの
担当者を招集して行う会議のこと。

ちょっとなんだかわからない
ですよね。

 

【介護サービス担当者会議】

この3つの場面には
ご参加されたほうがベターです。

「大事な3つの場面」
・新しく介護サービスが始まる場合(要介護)
・介護度(要介護)の更新を受け、介護サービスが続く場合
・高齢者の身体などが悪くなって、介護度の変更を受けた場合

【出席する参加者】

・ご家族(任意)
・ご本人(必須)

・ケアマネジャー(必須)
・各介護サービス事業所(原則出席)
・各医療サービス事業者(原則出席)
・区役所ケースワーカー(生保の場合・任意)

 

【基本的な流れ 】

次に基本的なながれ

介護の担当者の会議の用紙が配られます。
通常、ケアプランと言われるものです。
だいたい4枚(1~4表)ものがセットになっています。

以下の通り

1、介護の担当者会議の目的説明
2、参加者の自己紹介
3、利用者、ご家族から日常生活の現状確認。
4、各介護サービス事業所から、サービス利用状況及び身体現況報告
5、ケアプランの原案を説明(特に1・2表)
6、ケアプランに対しての意見調整
・利用者
・ご家族
・各サービス事業所の責任者
(ホームヘルパー・訪問看護・デイサービスや薬局・主治医〈いままで数回しかないけど〉など)
7、参加者から意見と調整及び修正の確認
8、サービス担当者会議の内容の確認、解決しなかった問題の確認。
9、次回の介護の担当者会議の日程の確認。

この流れを見たビジネス業界の友人たちは、
「あ・り・え・な・い」
と口を揃えておっしゃります
なかには、井戸端会議って笑いながら言う人もいます。

当然と言えば…
当然ですね。

【あなたの家族の介護で時間を有効化するために】


会社で仕事の忙しい中、
スケジュールをあわせて頂く場合

また遠方よりお越しの際は、

3つのことを必ず押さえておくことです。

1、会議の議題内容を先に送ってもらってもらう。
2、事前に介護の計画書であるケアプランはFAXやメールでもらっておく。
3、所要時間を確認。

ビジネス業界では一般的ですが
介護業界ではまだ時間の観念が教育されていません。
(ごめんなさい)

だから、あなたが参加する場合

あーでもないこーでもないの専門職の話は事前にやってもらいましょう。
太字で書いた、5-6は事前に済ませる事が出来るはずです。

5は、原案を事前に各介護サービス事業者と共有すれば済む話。
6は、5の続きで現状のサービスの過不足の把握できる話。
ですので、ケアプラン修正などは時間のコストカットできるはずです。

そのなかで、ご家族として不明な点やご希望のことがあれば
仰ってください。

わがまま以外は聞けるはずです。(笑)

そして

ご家族の介護負担にもなっている
介護のサービス担当者会議

家族の介護で介護サービスがスタートする
ゴングがなる前に準備をして
コミュニケーション・コストがバカ高くならないようにしてください。

 

【最後に】

少子高齢化によって
これから、ダブルケア、トリプルケアといった時代がすぐそこまで来ています。
しかし、仕事を続いて介護も続けていかなくてはならないかもしれません。
介護人生なんてありません。

国は介護離職ゼロをうたっています。
会社では仕事と介護の支援制度はコンプライアンス。

大丈夫です。
あなたの人生!あなたの仕事!あなたの介護!
会社も支援してくれます!

一緒に歩んでいきましょう。

~会社にあったルール作り、明るい未来のお手伝い~