介護の基礎
親の介護は、時間を決めて対応するに限る。
【基本:介護は時間!】
目次
介護保険制度の介護度認定評価は
実によくできています。
今日は、要介護認定の1次判定について少しだけお話しします。
一般的にコンピューター判定と言われるものです。
【介護とは、時間】
介護保険制度での介護度の判断評価は、
「出来ない事」の秒単位での足し算になっています。
日々の暮らしのなかで
日常生活の支障度をみていくのです。
おおもとは、介護認定調査員の調査票です。
調査票からの樹形モデルでは、日常生活にかかる支障度が体系化されています。
参考までに、直接生活介助4項目の食事の樹形モデル(出典:厚労省)
1、直接生活介助=4区分(表示範囲最大145.1分)の日常生活に支障あり
2、間接生活介助=1区分(表示範囲最大11.3分)の日常生活に支障あり
3、精神行動行為「PBSD関連」=1区分(表示範囲最大21.2分)
4、機能訓練関連行為=1区分(表示範囲最大15,4分)
5、医療関連行為=1区分(表示範囲最大37.2分)
ロジカルに体形化されています
これをみてお分かりのように、
日常生活が重要な調査項目になるのです。
医療より生活スタイルです。
【評価は時間、よって時間で処理!?】
時間換算ということは、時間で処理ができるということです。
(処理と対応は違いますが、同時に行なうことも可能です。)
だから、介護両立の支援のスケジュールは
体系化及び仕組化された介護保険サービスで
ロジカルに処理できます。
つまり、介護はスケジューリング可能だということなのです。
そんな…??
と思っているでしょう。
現実的には、
独居老人寝たきりの利用者さんだって
私たちは介護のプランで支援しています。
最後になりますが、
あなたの介護は、
スケジューリングしだいで
軽い介護にも、重たい介護になります。
本日も貴重な時間、
ブログにおつきあい下さり、感謝申し上げます。
~お知らせ~
介護両立支援制度助成金は、あと2年弱でおわります。
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是非、お使いくださいね。