【ご利用者との握手でわかる福祉用具選び】
目次
福祉用具を選ぶとき、
「福祉用具の機能」「家などの状況」「デザイン」
どの内容を重視してえらぶのでしょう?
どれも大切な事ですね。
シチュエーションで変わります。
今回は「歩行器:シルバーカー」についてお話ししたいと思います。
【介護の専門だったら握手しなければ始まらない】
福祉用具の専門員は握手をします。
ちょっと私たちはやりかたが変わっているのかもしれません。
しかし、
実際、在宅介護(おうち介護)をサポートしていて必要な手段だと思っています。
【握手は、距離を縮めるため?好意?】
日本のビジネスシーンでは、お辞儀にはじまり、お辞儀で終わるのが一般的。
日本人にとってけっこう馴染みがうすく、ちょっと難易度が高いのかもしれませんね。
しかし、最近はビジネスやちょっとした場面で握手をする機会も増えています。
その理由は
相手との距離を縮めるため?
どんな時も握手は好意の表れ?
だからでしょうか。
【握手は、お国柄により違う】
アメリカ
固い握手を交わし、相手の目を見て名を名乗ります。
フランス
軽く、素早い握手を交しソフトな感じですがマナーです。
中国
年下から年上に握手を求めます。軽く握り小さくお辞儀をし目は合わせてはいけない。
韓国
年上から年下に握手をしますし優しく振ります。
とありました。
握手ひとつとってみても奥深いですね。
(参考:19ヶ国別「握手のポイント」をまとめてみたより)
【歩行器:シルバーカー】
簡単にいうと、
歩行器とは、足腰など筋力が低下している高齢者などが、転倒しないように安全に安心して歩行できる道具です。
歩行器のシルバーカーで一番気をつけなければならないのは
「ブレーキ」
ブレーキの調整です。
ブレーキがききすぎても、きかなすぎても危険です。
ヒアリングして調整している人はいいのですが時間がかかり過ぎて、
高齢者いい加減な返事になってしまいます。
(調整をしないで置いくことは論外です)。
これは一発でわかる方法は、「握手」です。
ブレーキの調整は握手してわかります。
「握手」=「握力」
例えば、
体重がある人は効きを強めのポジションにしたりします。またその時ブレーキとタイヤの接する面積なども考ええます。
歩行器を安全に安心して使うには一番はブレーキ調整が大切です。
【まとめ】
握手は非常に簡単で有効な手段です。
「握手」=「握力」
日常生活をサポートしていくうえで、さまざまな場面応用がきくのではないでしょうか。
長年の経験と知恵からのお話しでした。