【家に戻れないの?】

 

息子は主治医の話を鵜呑みにできませんでした。
先日、腰の骨折で救急搬送されたお母さん。

お母さん88歳息子はずっと2人暮らしです。
そのお母さんは息子のことをとても愛していました。
息子はそのお母さんの愛に応えながら生きてきました。
そんな2人で暮らしてきた生活。

家での介護は大変だ、と言うことで
施設をすすめられていました。

【リハビリの状況】

入院して3日目に歩行の訓練が開始され
平行棒を使わずに20~30メートル
手引きでなどで歩行できるようになりました。

家に戻りたい、一心から、
腰の痛さに堪えながらリハビリ頑張っています。

ドクターは
「老健(老人保健福祉施設)に行ってください。」
「家での介護は大変ですよね。」

既に、老健を申し込んでいました。

【わたし、どこにいくの?】

お母さん

「どこに連れて行かれるの?」
不安な表情でいっぱいです。

息子は
「家に帰れるよ…」
住み慣れた家でゆっくり過ごしたいというお母さんの希望です。
息子はやっぱり家に戻ってほしいと心から願っていたのです。

しかし、
ドクターからの一方的な話になってしまい、
「不安と不満」

息子は内心
こんな状態でもうまくいっているのに、、
なんで、老健の話や施設の話になってしまうんだ。

確かにこの病院は、大きな病院で
介護サービスの会社も持ってるし、
もちろん提携先の老人ホームもたくさんある。

素人は介護や医療の仕組みは詳しくはない。

囲いこみ…。
いいなり?

余計に
不安と不満がよぎりました。

もう2度と一緒に暮らせない。
どこにいくの?

【寝たきりでも家で暮らせますか?】

息子は悩んで、どうしたらいいのかわからなくなり相談してこられました。

時間をあわせて、病院に訪問しました。

現在のこのよう体の状態(ADL)であれば戻れます、
大切なのは、家族の介護力でしょう。
きちんと手立をすれば自宅での介護は行えます。

認知症も重度ではない。
リクライニングの車椅子で食事が取れる状態。

そして介護サービス、医療サービスを組み合わせて行えば、ほとんど大丈夫。

ただリスクも提示します。
お母さんの介護をして、息子さんの体や生活がおかしくなったら元も子もありません。
そんな事、親は望んでいません。

家族が介護に
「がんばる時間」と
サービスがある程度軌道に乗った時は気を抜く
「頑張らない時間」、
このメリハリをつけることによって長丁場になる介護も維持・継続できるのです。

ただ、心の負担を誰かが受け止めなければなりません。

介護する側も介護される側も。

大丈夫
1人じゃないんです。
私たちがついています。

本日も貴重な時間、
ブログにおつきあい下さり、感謝申し上げます。

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このブログは、仕事と介護の両立応援ブログとして
おやの介護に直面されている方々向けになっています。
介護中度期・重度期の対応やその先などをブログにしています。
全て22年間の実話であり、現在も進行中です。
介護はケアマネがついていても混乱する時もあるようです。
あなたの自身の介護の参考やヒントになればと思います。

〈このブログ注意点〉
①時々脱線してしまうのが、たまに傷です。

②毎年のように介護保険サービスのルールや環境が変わります。
③一年前のブログを読んで介護サービスの活用は危険があります。

尚、登場人物の名前は仮称です。

~知っトク(得)セミナー開催中~
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